Media environment theory 4
貴重書閲覧
文字の発生から視覚言語としてのグラフィックデザインまで
<文字の誕生>
・シュメールの楔形文字、円筒印章
<写本>
・『ケルズの書』(800頃)
装飾文字、ベラムー(子羊の革)
・『ベリー候のいとも豪華な時禱書』(15世紀末)
ランブル兄弟の写本、カレンダー
・『ガードル・ブック』(Liber Precum 携帯写本 15世紀頃)
・写本オリジナルリーフ数点(12世紀頃)
・蝋板写本(14世紀頃)
<活版印刷の発明と広がり>
・グーテンベルグ 42行聖書:フルダ版(1455)
ブラックレター、目立たないために写本に似た装飾
・フストとシェッファー印刷の 48行聖書リーフ(1462)
牛の透かしが本物の証、写本に似せて罫線をあとから
・アントン・コーベルガー印刷『ニュルンベルグ年代記』(1493 ファクシミリ版)
著者アルトマン・ショーデル、木版の挿絵を初使用
・ニュルンベルグ年代記;ラテン語版オリジナルリーフ(1493)
ドイツ語とラテン語で出版
・アルダス工房印刷:アンドレ・アルチャーティの『エンブレム集』(1546)
文庫本サイズを初めて作った、イタリック体を発明、
活字が小さく情報が多い、寓意画像
・ジャンバティス・パラティーノ:習字教則本(1547)
教科書代わり、ヘルマンサップに影響を与えた
・アルブレヒト・デューラー『人体均衡論』(1622)
ベラムそう 親羊や牛革は表紙に各ページは子羊の革
・ジョージ・ピッカム『ユニバーサル・ペンマン』(1733)
ペンマンシップ、銅板で刷っている、25〜30デザイナー集
<科学の発達、視覚装置の実験>
・レオナルド・ダ・ヴィンチ『パリ手稿 B,C,H,M』(1487〜1515)
ダ・ヴィンチのお手製スケッチブックでサイズも様々
・レオナルド・ダ・ヴィンチ『アトランティコ手稿』(1487〜1515)
"透写装置で天球儀を描く人" の図版工学装置
・キルヒャー『光と影の大いなる術』(1671 第2版)幻灯機
・ディドロとタランベール『百科全集』(11751-1722)
事実プラス知識を
<博物図譜・航海記:視覚の記述>
・エレート『花蝶珍種図譜』(1748)リンネと活動、ボタニカルアート
・ラセペード『博物誌』(1801)エッチングの図版
<近代デザインへの展開:
イラストレーション、プライベートプレス、
20世紀アヴァンギャルドへの展開>
・ケルムスコット・プレス
・『チョーサー著作集』(1896)世界三大美書のひとつ
・『輝く平原の物語』(1894)
・『15世紀ドイツ木版画集』(1898)
・ダブズ・プレス『英国欽定訳聖書』(1903-1905)世界三大美書のひとつ
・フランス パリ ダダ
・フランシス・ピカビア『391』(1975 リプリント版)
・イタリア未来派
・フィリッポ・マリネッティ『ザング トゥム トゥム』(1914)
・ロシア アヴァンギャルド
・エル・リシツキー『ザング トゥム トゥム』(1914)
・エル・リシツキー『声のために』(1923)
・チェコ・アヴァンギャルド
・カレル・タイゲ『コーヒー、紅茶を輸入する船と共に』(1928)
・カレル・タイゲ『ズロム(破壊)』(1928)
・オランダ アヴァンギャルド
・ピート・ズワルト『PPTの本』(1938)
・バルト・ファン・デル・レック『あまの華』(1941)
・オットー・ノイラート:アイソタイプ=ピクトグラフ
『ゲセルシャフト・ウント・ヴィルツシャフト(社会と経済)』ウイーン経済博物館(1930)
(ゲルト・アインツ、マリー・ノイラート)
・ハーバート・バイヤー『世界地理地図帳』
・ブラッドベリー・トンプソンのクリスマスブック(1956-1983)
"American Classic Book Series"
企業がクリスマスに贈るノベルティみたいな本
<日本>
・鳥獣戯画絵巻 鳥羽僧正(とばそうじょう)
・北斎漫画
ショーケースに入っていない本物に触れることができるなんて!!
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フィールドワーク・制作
ポリプロピレン?板に絵を描いて
針でプスプス差して線画をドットにしていきます。
同じように12面用意します
球状に組み立てます♪
さて、コレは何でしょう?
板の残りはハサミで切って無駄なく使います
因みに、コレ全部、廃材で作りました。
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