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鈴欄

SUZURAN

蛸魚?



遊具ってげいじゅつてき!






太陽がジーリジーリ


てくてくてくてく


玉川上水を歩いていたら


生命の限りを鳴き続ける蝉時雨


ミーンミーンが ヴィーンヴィーンになって


夏の終わりを知るかのように


遠く遠くへ響かせるように


テニスコートからは シュパっと飛び散る汗と


子供たちがお腹から声を出して名前を呼び励まし合う声援


パッサパサに乾いた土が舞って 焼けたように喉元がチクチク


足早にシャッカシャッカ 踏みしめて 踏みしめて


何度目の夏だろう 今や聞き慣れた真夏の音