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鈴欄

SUZURAN

扇子絵

明治35年(1902年)3代目新兵衛の時に
鉄斎、栖鳳、直入 など京都画壇を代表する巨匠48画伯よって描かれた
扇の絵柄をあしらった宮脇賣扇庵の二階天井にある天井画
(なんと重要文化財指定)


を鑑賞してお気に入りを見つけて
自分だったらどんなふうに描くかを各自考えてから


扇子をどのようなときに使うか自分なりのシチュエーションを考え
それに合った扇子絵を描いて扇子として組み立ててみる


という授業を考えて、指導計画を立てて発表しました。


六コマ展開で、最初と最後に巨匠と自他の作品鑑賞の時間を設け
あいだ二時間ずつで扇子の絵を書くのと扇子を組み立てるのをやって
…なんて考えては訂正し、また考えては修正し、


脳内シュミレーションが難しいです。


工芸だから本来ならば陶芸あたりにするのが妥当なのでしょうけれども
やっぱりみんなそう考えるようで圧倒的に陶芸しばりが多かったから


かえってよかったかな、?
(実際に教えるならばツメは甘過ぎるけれど。)


ありきたりの授業は、できれば避けたいのよね、