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鈴欄

SUZURAN

アルコールのカロリー

お酒に含まれるカロリーは大き分けて

・アルコールのカロリー

・アルコール以外のカロリー



アルコールのカロリーは1gあたり7カロリーだが、

ほぼ栄養素はないので、ほとんど吸収されず、

優先的に排出・放出・消費される。



体がアルコールを体外へ放出しているため、

顔が赤くなったり体温が上がったりトイレが近くなったり。

お酒のアルコールで太ることはあまりないが、

アルコールのカロリーを優先的に消費させるため

糖質や脂質などの消費は後回しにされてしまう。



後回しにされた栄養素は消費されずに

体内に残り脂肪として貯蓄されることになる。



アルコールが体内に残っている間、つまり

飲む前・飲みながら・飲んだ後に摂取したカロリーは

消費されず脂肪になりやすい。



アルコールを摂取すると、まず肝臓が働いて、アルコールを分解。

そこから作られるアセトアルデヒド二酸化炭素と水に分解し排出。

糖質の場合は、余ったカロリーが体脂肪になってしまうが

アルコールの場合は汗や尿になり体脂肪になることはほとんどない。



ところが、肝臓がアルコール分解を優先してしまうため

他の役割、特に「グリコーゲン(一時的に保存するカロリー)を

肝臓や筋肉に貯蔵する」という役割ができず

そのまま中性脂肪となってしまい、体脂肪となる。



貯蔵がうまく行われず血糖値が低下し満腹感が得られにくいため

飲んだ後の〆に血糖値を上げる炭水化物を食べてしまいがちに。



それに加え、アルコールで血液の巡りがよくなり

胃液の分泌も多くなるため食欲が増進してしまう。



そして何よりも、カロリーの高いおつまみ!が、一番太る。



カクテルや甘いお酒梅酒などは糖質が多いので、

飲むときにはできるだけ糖質0の蒸留酒が好ましい。



お酒には、蒸留酒醸造酒の二種類ある。



蒸留酒は、純粋なアルコールを水などで薄めているお酒。

焼酎やウイスキー・ブランデー・ウオッカなど。



醸造酒は純粋なアルコールに糖質などを加えたお酒。

ビール・日本酒・ワインなど。



焼酎(アルコール度数25%)を100ml飲むと140カロリー

蒸留酒なので、純アルコール量が100mlに対して20g

アルコールのカロリーだけで 140カロリー



日本酒(15%)を100ml飲むと105カロリー

醸造酒なので、純アルコール量が100mlに対して12g

アルコールのカロリーは 84カロリー

+原料などのカロリーは 21キロカロリー



(アルコールカロリーは1g7カロリーで計算)

アルコール度数が低いほうが全体のカロリー数は低いが

原料(糖質)などのカロリーは体に吸収されにくく

消費しきれないカロリーは脂肪に変わりやすい。



アルコール度数が低いと、量を多くのでしまいがち。

日本酒やビールは割らないで飲むが

蒸留酒は薄めて飲んだりすればアルコール摂取量が減り

必然的に摂取カロリーも抑えられる。





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