OneCartoonStudy
※公式画像お借りしました。
『 浦沢直樹展 』
※サインいただきました ♪
浦沢直樹 の 『 ひとり漫勉 』
2017/1/24 15-17
@世田谷文学館
お土産に BILLY BATのキャラが可愛い
キューブカステラいただきました ♪
漫画家さんの絵を描く筆先、過程に密着した
『 漫勉 』というテレビ番組の生ライヴ版
浦沢さんがその場で絵を描いてくれました ♪
と、その前とおしまいには、生ライヴ付きでした ♪
本当に音楽がお好きなのですね ♪^^
アコースティックギターの弾き語りで
一曲歌ったあと
ずーっと歌ってるだけのがいいな〜
なんていいながら
ループマシンの軽快なテンポに合わせ
まずは原点から
この足元の靴が2種類あって、
長くない方のは女の子みたいで
好きじゃなかった。とか
そしてこれですよね〜と
これも外せませんね
でこんなのとかもあったよね〜と
若かりし頃に見ながら練習して描いたであろう
漫画達のキャラクターを次から次へと
真っ白な紙に、絵ゲームのように思い出しながら
全く何も見ないで、そらで描けてしまうのだから
当時は、相当の回数描いてみたんだろうな*〜*
と思いました。
そして、このくらいの記憶力がないと
漫画家は難しいかもしれないと
おしゃっていましたね
こんな感じの写真を探してください。と
説明するために簡単な背景のラフを描いて
それを元に探してもらった写真を
ラフと同じサイズに引き伸ばして重ねてみると
なんと!薄ら覚えのラフ画がその写真と
ぴったりと重なるほどの記憶力をお持ちなのだそうで
手塚先生もそういう方だったとか
で今に至りますという風に
最後は自分の最新作を描かれていました ♪
「今日はこの場で1ページの漫画を描きます」
ということになり、
ひとりごっつの師匠(倉本美津留さん)の提案した
「横着」をテーマに、
横着な主人公のギャグ漫画を描くことに。
ささっと一瞬で組み立ててコマ割りしながら
ちゃちゃっと仕上げたネームから
主人公のキャラクター設定
お部屋のディスプレイや
背景の光の入り方まで
原稿用紙へ枠線の引き方のコツ
普段は枠線は最後に引く派であること
使用しているペン先それぞれの書き味の特徴
ペン先をライターで炙って油を飛ばすこと
同じ絵のコマを二度連続させるテクニックの効果
トーンの選び方と貼り方とぼかし方など
これから漫画を描き始めたい人や
ファンの方々にはたまらない珠玉のお話を
たくさん伺うことができ有意義な時間でした ♪
例えば、縦線3mm横線5mmにしている理由は
大友克洋さんの漫画の枠線を測ってみたら
その寸法だったからとか
スクリーントーンの番号を決めるのも
好きな作家の好きな場面のトーンを
正方形で区切ってみて中のドットを数えるとか
想像以上に人の作品に対してとても研究熱心
ミーハーなのも大事みたいです ♪ ^^
ペン先に墨汁をつけて清書まで
目を見張る速さであっという間に
サラサラと描きあげながら
ボク、墨汁好きなんですよ。とか
しっかりトークも進めていかれました ♪
みるみるうちにペン入れも終わって
1ページのショートショート
謎のギャグ漫画『 横着太郎 』完成 ♪
横着な主人公が、横になったまま
リモコンでチャンネルを変えようとするも、
リモコンがきかない。
でも彼は横着すぎる人間なので、
その場を動くことをしないで、
念力でチャンネルを変えようとします。
でも動かない。
彼はさらに念を込めてみます。
するとどうでしょう
変えたかったチャンネルではなく
ほんのちょっとだけテレビ自体が動いた!
というオチのお話でした。
何もやることを決めてこなかった
とおっしゃっていましたが
時間配分も完璧で、描きながらも話し上手
心配されていたような中だるみもなく
予想以上に素晴らしいライヴでした✨
展覧会だけでも見に行く価値はあると思いますが、
浦沢直樹展関連企画としては今後も
2016.01.31
トーク&LIVE「ボブ・ディラン 聴いて歌って描きまくる」
[出演] 浦沢直樹
聞き手:白木哲也(ソニー・ミュージック)
[日時] 1月31日(日)15:00〜16:30
2016.02.28
トーク「Boseと美津留の浦沢解剖学」
[出演] 浦沢直樹、Bose(スチャダラパー/ミュージシャン)、
倉本美津留(放送作家:Eテレ「浦沢直樹の漫勉」)
[日時] 2月28日(日)15:00〜16:30
2016.03.12
浦沢直樹バンドLIVE
[出演] 浦沢直樹バンド
[日時] 3月12日(土)18:30〜20:00
が企画されているようです。
ともだちピックや
フライングVみたいなともだちギターまで
予約受付してるみたいです。
ESPって、懐かし。
✨
✌️